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【故障の原因】トミー・ジョン手術とは【リハビリ内容】

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みなさんこんにちはこんばんは雨崎です。

トミージョン手術とは

トミー・ジョン手術とは、肘の靭帯断裂に対する手術術式のことです。

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投球の際にひじの側副靭帯に大きな負担がかかる野球の投手が受けることが多く、やり投げをはじめとした投擲系の競技者も受けることが多い手術です。

1974年、フランク・ジョーブにより考案され、初めてこの手術を受けた投手トミー・ジョンにちなんでこう呼ばれています。

トミージョン手術の詳細

トミージョン手術の流れとしては下記の通り。

①損傷した靱帯を切除

②患者の反対側もしくは同一側の前腕や下腿、臀部、膝蓋腱などから正常な腱の一部を摘出

③損傷部位に移植

この①から③を経て患部の修復を図ります。

ただし移植した腱が靱帯として患部に定着するには長い時間が必要であり、

手術後には長期間のリハビリを行うことになります。

リハビリの流れ

術後のリハビリの流れとしては下記の通り。

①2か月をかけてひじの可動域を元に戻していくトレーニングを行い日常生活で支障なく腕を動かせるようにする

②軽度のウェイト・トレーニングを行う

③徐々にウェイト・トレーニングの量を増やしつつ、腕全体を強化するためのトレーニングを行う

①〜③を行い、通常の運動が十分できるまでに回復したと判断された時点で投球を再開する、という流れになります。

リハビリ終了までに約7か月を要するため、投球能力がある程度戻るまでにかかる時間等を含めると実戦復帰にはおよそ12か月から15か月が必要となり、

術後18か月で故障前と同レベルの投球ができるようになる、と考えられています。

トミージョン手術の成功率

スポーツ医学専門誌の“The American Journal of Sports Medicine”が1986年から2012年までにTJ手術を受けたMLB傘下の投手を調査した内容によれば、

うち83%がメジャーに復帰(マイナーも含めると97%)し、実戦復帰を果たしていることが判明しました。

高い成功率の要因としては手術そのものの技術が向上したわけではなく、

リハビリについての知識と方法が進歩したためと考えられています。


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小学生が受けることも

ひじを傷めたプロ野球選手が行うことで知られるトミー・ジョン手術

じん帯を切除して行う大手術ですが、この手術を行う病院を取材したところ、手術を受けたおよそ4割が高校生以下の子どもで、中には小学生もいることが分かりました。医師は「予防すれば必要のない手術であり、野球の指導者の意識を変える必要がある」と話しています。

出典:NHK NEWS WEB

 

小学生〜高校生は骨が弱く(いわゆる「体が出来ていない」)、球数を投げていなくてもひじを傷める恐れがあります。

更に十分な休みを設けずに球数を増やしたり、連投を行うことでそうしたリスクも高まっていきます。

早期発見・早期予防を徹底することで回避することができる手術であり、

今後は身体面の管理やそうした意識付けが指導者に求められていくと言えるでしょう。

トミージョン手術を回避するには

トミージョン手術を回避するために必要な身体管理はどういったものが挙げられるのでしょうか。

全力での速球多投をセーブする

常に全力投球で速い球を投げようとすることが、肘の故障を引き起こすリスクを高めることがわかっています。

近年は投手の平均球速も上がり、打者が速球に対応していることもあり「より速い球を投げる必要がある」という考え方もありますが、

全力投球を頻回に行うと故障につながる可能性が上がるというのは指導者も考慮しておくべきでしょう。

若年時から蓄積させない

年間の投球イニング数や1試合あたりの投球数が多ければ多いほど故障の確率が上昇していることが判明しています。

TJ手術を執刀している慶友整形外科病院院長の伊藤恵康氏も

「肘の靱帯が正常な投手が投球中に靱帯をいきなり切ることはまずありません。小学生時代からの繰り返される負荷により生じた小さなほころびが積み重なって切れてしまう」

と語っている通り、

プロになってから気をつける、ではなく学生の頃から球数や投球イニング数には注意した方が良いということがわかります。


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投球フォームを改善する

両腕の肘が両肩よりも上になるW字型」の投球フォームは特に肘へ悪影響を与えると言われています。

「逆W字型」の場合、身体に比べて腕が遅れて出てくるため、下半身等へ力が分散され肘にダメージが集中してしまうため、故障につながるリスクが上がると考えられています。

利き腕と反対側の肘が肩よりも上にならない投球フォームが「故障に繋がりにくい」理想のフォームと言われています。

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