みなさんこんにちはこんばんは。
今回は「野原ひろし 昼メシの流儀」について。
野原ひろし 昼メシの流儀
2016年から『まんがタウン』にて連載されている「野原ひろし 昼メシの流儀」(作者:塚原洋一)。
皆さんご存知、国民的漫画である『クレヨンしんちゃん』(作者:臼井儀人)に登場する、
野原しんのすけの父・野原ひろしを主役として迎えたスピンオフ作品です。
スピンオフ元のギャグテイストはそのままに、本作は野原ひろしが様々な昼ごはんを食べるグルメ作品として連載されています。
しかし本作の見どころはなんと言っても主役の野原ひろしのその生き生きとした描写の数々。
一部ネット上では「自分を野原ひろしだと思いこんでいる一般人」という指摘の声も飛んでいますが、
私は彼が間違いなく野原ひろしだと信じています。
というわけで今回は彼の「野原ひろしっぷり」をみなさんにご覧いただき、
決して一般人ではないということをお伝えしたいと思います。
それでは野原ひろしの「野原ひろしっぷり」をご覧いただきましょう。
※この記事に本編の画像掲載はありません。「野原ひろし 昼メシの流儀」に目を通してからこの記事を読むことをお勧めします。
鼻からなんか出てる野原ひろし
グルメ漫画ではお馴染みの「料理の匂いを嗅ぐ描写」。
鼻周りの描写は過剰になってしまうと少々汚く見えてしまうものですが、
野原ひろしの場合はこの描写も一味違います。
料理から鼻の穴へとはっきり「匂いの道」が出来ており、
確実に匂いが野原ひろしの嗅覚を刺激していることがはっきりと伝わるという技術力の高さがうかがえる演出です。
初見時は思わず「鼻からなんか出てない?」とまるで彼が擬人化した機関車か何かであるかのようなツッコミをしたくなりますが、
これほどコミカルな演出が可能であるというのも、彼がただの一般人ではなく野原ひろしである、ということの証左なのです。
では次。
突っ込む度にモアイ化する野原ひろし
これはなんと表現すべきかわからないのですが、本作の野原ひろしはツッコむたびに、あるいは衝撃を受けるたびに、
目元が暗く堀が深くなる「モアイ化」を起こします。
本家クレヨンしんちゃんでは見られなかったモアイ化であり、
それを理由に「ほらやっぱり本物の野原ひろしじゃないじゃん」と感じる方もチラホラおられるようです。
しかしみなさんよく考えてください、
ただの一般人が多少驚いただけで顔面をモアイ化させることができるでしょうか?
少なくとも私は道ゆく人の顔を見て「モアイが歩いてるなぁ…」と感じたことは一度たりともありません。
そう考えるとやはり彼はただの一般人ではなく、
本物の野原ひろしか、イースター島のモアイのどちらかである、という考察が成り立ちます。
では次。
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コードネームで呼ぶ野原ひろし
続いてはこちらのセリフをご覧ください。
野原ひろし「ナポリタンにピラフ、これまた懐かしいな」
双葉社「まんがタウン」,塚原洋一,「野原ひろし 昼メシの流儀」より台詞の引用
本作の野原ひろしがよく指摘されるのが「セリフや表情に感情が宿っていない」というもの。
本家の野原ひろしと少々キャラクターデザインが変わっているという点も影響しているのかもしれませんが、
たしかにクールな印象を抱く造形です。
上記の野原ひろしも料理名を呟いているというよりは、
「ナポリタン(※コードネーム)にピラフ(※コードネーム)、こりゃまた懐かしいな」と
まるで海外ドラマの1シーンに出てくる、用済みとなった諜報員を始末するシーンであるかのように見えてきます。
ナポリタンとピラフがこの後どうなったかは定かではありませんが、
野原ひろしの表情からして生存は絶望的でしょう。
一般人がコードネームでコミュニケーションをとるのも考えづらいため、
やはりこの男性の正体は本物の野原ひろしか、海外ドラマに出てくる組織の掃除屋的なキャラであることがわかります。
では次。
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なにかの解体作業に勤しむように見える野原ひろし
野原ひろし「真ん中辺りにいくほどに変化を見せてより一層かき立てられたり
ずらしたら隠れてたのが出てきて驚かされたり
その内さすがにこちらももう限界かと思ったら
新たな楽しみを見せてくれたり
もうずっと興奮が止まらないんだよ!
最高だろ!?」
双葉社「まんがタウン」,塚原洋一,「野原ひろし 昼メシの流儀」より台詞の引用
先ほど「野原ひろしの表情に感情が宿っていないように見える」という指摘がネット上であがっている、という話をしました。
なんと一部読者からは「感情が宿っていないように見える」という驚きの声も上がっているのです。
ネット民曰く、上記のコマも一見「なにかの料理に驚いた様子を熱く語る野原ひろし」という図に見えますが、
ナポリタンとピラフを消した世界線のサイコパスな野原ひろしが話している、と考えてそのセリフを読んでみると、
「何かを解体した経験を興奮して語る野原ひろし」に見える、というのです。
双葉社「まんがタウン」,塚原洋一,「野原ひろし 昼メシの流儀」より台詞の引用
野原ひろし「下半分には肝と骨があるから上半身とは勝手が違う」
はい、このコマでもたしかに心なしか目に光が宿っていないように見えますが、
彼が本物の野原ひろしであることはこれまでの考察により明白。少なくとも一般人ではありません。
ということはやはりこの男性の正体は本物の野原ひろしか、ジャックザリッパー的ななにかであることがわかります。
野原ひろし「へーそうなんだ
いきなり適当な所から身をほじっちゃってたよ」
双葉社「まんがタウン」,塚原洋一,「野原ひろし 昼メシの流儀」より台詞の引用
何の身をほじっちゃったのか気になるところです。
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