【なまけ病と誤解されることも】筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)とは?【診断指標が発見】

みなさんこんにちはこんばんは雨崎です。

今回は「なまけ病」との誤解もある疾患について。

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専門医が教える 筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)診療の手引き【電子版付】

筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群とは

さて今回は「筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群」について。

あまり聴き慣れない病名ですね、早速見ていきましょう。

筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群とは激しい全身の倦怠感と、

微熱や頭痛、及び筋肉・関節痛、さらには脱力感や思考力の障害などが長期にわたって現れるという疾患です。

「慢性疲労症候群」という名前ゆえに「ただの慢性疲労なのでは?」と思われがちな疾患名でもあります。

またその症状から多くの方に「なまけているだけなのでは」と誤解を招くこともあった疾患ですが、
「筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群」患者の場合は、疲労のシグナルが過剰に働くことにより身体が疲労する症状が続くという機序です。

その影響で日常生活に著しく支障をきたす疾患であり、
疲労が蓄積された慢性疲労とは異なります。

上記の誤解や働けないことによる不安がストレスとなり、症状がさらに悪化しているケースも多く、

誤解がもとで患者さんの精神状態に負荷をかけることがないよう、

家族を始め周囲の方には疾患に関する正しい理解が求められます。

「筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群患者」はこれまで詳しい発症要因は分かっておらず、明確な治療法も確立されていませんでしたが、

2020年1月に診断指標となり得るタンパク質などが発見されました。

これにより今後は容易な診断や適切な治療につながることが期待されます。

症状

国際的合意に基づく診断基準では以下の4つのカテゴリーとして分けられています。

◎労作後の神経免疫系の極度の消耗
◎神経系機能障害
◎免疫系・胃腸器系・泌尿生殖器系の機能障害
◎エネルギー産生/輸送の機能障害

治療

治療は特有の症候群を軽減させるための「薬物療法」や、
病気を悪化させると思われる活動や行為をどのように調整したらいいのかを学ぶ「認知行動療法」、
疲労レベルを増加させないように調整しながらの「運動」、
新陳代謝を促し、筋肉の緊張をほぐしたり、血流を良くして免疫を高める「温熱療法」などが行われます。

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