みなさんこんにちはこんばんは、
“意味がわかると怖い話”をまとめたページを随時更新中ですが、そんな中特に“難解”なお話をいくつか発見しました。
個人的反応も一緒に載せています。
ツッコミ所満載の意味怖?達。
ぜひ楽しんでご覧ください。それでは。
意味がわかると怖い話?
ぴーまんぴーまん
俺は彼女と同棲している。
朝起きたら、テーブルにメモ書きが置いてあった。
「いわすれた
ぴーまんぴーまんぴーまん」
彼女は少しお茶目なところがあるので、また何かの悪ふざけかなぁと思った。
10分後、俺は苦しみの中で激しく後悔した。
【このお話を考えた人の答え】
いわすれた→「い」わすれた
い→胃→消化→消火
ピーマン→苦い→苦いって→にげぇって!→にげて
つまり、
「火消し忘れた、逃げて」
彼女は料理して火を消し忘れてしまった
男は火事で◯ぬ
【解説】
・「いわすれた」から「消火」まで発想を飛ばせる人がどれだけいるかが早くも鬼門
・「ぴーまん」→「逃げて」→「苦ぇって」の攻略難度は難関私立大級のそれを軽く凌駕すると言って差し支えない
模試で出てきたら秒で飛ばすレベル
・「苦ぇって」ってなんでちょっと切れてんだよ
・自分が原因の火事が起きているのに、わざわざ解読が必要な暗号を考え危機を知らせる彼女
・一刻を争う事態に直接起こそうとせず暗号を書き置きしていく彼女
・サイコパス彼女の恐ろしさを克明に描いている、という意味では確かに意味怖
お婆さん
小腹が空いたので飲食店に行った。
ランチタイムだったので結構混んでたんだが、俺の後ろに並んだお婆さんがなんか様子がおかしい。
ガクッガクッと頭を上下に振り下ろしたり、「そうねぇ~…削るねぇ~」と独り言ブツブツ。
できるだけ関わらないようにして、俺が注文しようとしたら、俺の肩をポンと叩いて「よろしくねぇ…これ。」って綿棒を渡してきて、店を出て行った。
俺はポテトを頼んだ後、意味に気付いて本気で青ざめた。
【このお話を考えた人の答え】
飲食店が既に地獄だった。
書き手の男はもう自◯してる。
おばあちゃん=生前に好きだった女の子。
削る=埋骨
綿棒=炎
ポテトを頼むと上がる=フライ=成仏
【解説】
・“飲食店が既に地獄だった。”から始まり
“綿棒=炎”、そして
“ポテトを頼むと上がる=成仏”へと繋がる隙のない攻勢は、全盛期のいてまえ打線を髣髴とさせる
・地獄なのにポテトは普通に出てくる
・生前好きだった女の子、地獄送りになっていた
・生前好きだった女の子、何をしでかしたんだよ
・主人公も何をしでかしたんだよ
・地獄なのにポテトは普通に出てくる
流通川
俺の家の近くに川があるんだけど
何故かグーグルマップに載ってない
なんていう川なのかもわからないんだけど
友達との間では「流通川」って呼んでた
なんでかって、その川色々流れてくるんだよね
最初に見たのはブーツ。
次は人形。
その次はボールペンが流れてきたかな。
あ、ほら、流れてきた。
【このお話を考えた人の答え】
川=リバー=リバース=ひっくり返す
川をひっくり返す→洪水
流れてきたもの→洪水で流されたもの
ボールペン→次の洪水の示唆
【解説】
・“川→リバー→リバース”と変換した上で、さらに変換済みのはずの“川”を復活させ、そこに“リバース”をかけ合わせるという高度な問題
・“ボールペン=次の洪水の示唆”に関してはノーヒントというレベルではない
なぜボールペンが次の洪水の示唆なのか本当に教えてほしい
・というかボールペンは単体で意味を持たせてるのにブーツや人形には意味ないのかよ
・いやボールペンも意味は無いようなものだけど
耳鳴り
朝起きると耳鳴りがひどいので
窓を閉めてみた
それでも鳴り止まないので
ドアを閉めてみた
それでも鳴り止まないので
僕は海へ向かった。海では女がこちらを見ていた
着信音が鳴り響いた
耳鳴りが止まらない。無理やり止めた
【このお話を考えた人の答え】
耳鳴り=言いなり=四文字
四文字なら◯人
◯人鬼が家を襲ってくるので窓を閉めた
ドアも閉めた
だけど女が見ている=◯人鬼は女
海=恐怖の涙
耳鳴りが止まった=◯された
【解説】
・一見ちょっとそれっぽいお話に見える迷彩
・なぜ「4文字と言えば◯人」につながるのか、という点が序盤の鍵を握る
・4文字なら“ロコモコ”とか“足立区”とか無限にあるのになぜ“○人”で確定しているのか
・ロコモコじゃ駄目な理由は何なのか
・ロコモコだって4文字なのに
・というかそもそも“耳鳴り”から“4文字”の時点で過酷
・「海=恐怖の涙」がちょっと詩的
麺壺
SNSというやつが流行っているらしい。
暇なのでなんとなく始めてみた。
すると、「麺壺」というアカウントにフォローされた。
そいつは「空腹空腹空腹」と呟いていた。
意味はわからなかったが、友達に聞いたところ
作ってすぐのアカウントにはそういった変なのが絡んでくるらしい。
全く、困った話だ。
【このお話を考えた人の答え】
麺壺→滅亡→世界滅亡
空腹→お腹が空く→すく→すぐ
つまり世界滅亡がすぐということ
【解説】
・“麺壺”から“滅亡”に辿りつけるかがこの話の全て
・これを変換できた人なら“空腹→お腹がすく→すぐ”の連想放棄ゲームにも食らいついていける筈
・麺壺、普通に腹減ってるだけなんじゃねえのか
寿司蘇生
今日はいい天気なので、散歩をすることにした。
家から10分ほど歩くと、草木の生い茂る脇道があった。
なんだかんだ、田舎なんだなぁと思いつつ進むと、子供の靴とメモ帳が落ちていた。
メモ帳には「さとらないで」と書かれていた。
雨が降ってきた。帰らなきゃ。
【このお話を考えた人の答え】
「さとらないで」→「さ取らないで」
つまり、残った「しすせそ」が送り主
しすせそを入れ替えると「すしそせ」
つまり「寿司蘇生」蘇った魚。
寿司から蘇ったマグロが人間に復讐するために子供を攫ったということ
「雨が降ってきた」→マグロが自分達に有利な水場を作ろうとしている
【解説】
・意味怖のレジェンド
・「“さ”を取らないで」と言ってるのに結局“さ”を取られてしまった“しすせそ”かわいそう
・「つまり“寿司蘇生”蘇った魚。」←つまりとは
・目の前でマグロが寿司蘇生しているのに呑気に暗号を考えて残していく子供
・天候を操る程の力を持つマグロを握る寿司屋の大将
・“しすせそ”から“さ”を強奪した人間、こいつの目的が一番気になる
・マグロが自分達に有利な水場を作ろうとしている
※この記事は随時更新されます。
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