2001年:中川家(実際は1位)
一部、10〜20秒程度の寸劇に入る部分もありましたが、ネタ全体の1割にも満たない尺であり、すぐに次のしゃべくりに移行したため、
コントではなくあくまでネタ中の寸劇であり、
【「これは漫才じゃない」勢が提唱する漫才の定義】からは外れないということになります。
2002年:ますだおかだ(実際は1位)
ますだおかだはファーストラウンドではしゃべくり漫才を披露しており、コント漫才のフットボールアワーに次いで高い得点を叩き出しています。
最終決戦は
「〜のゲームを考えてみたからやってみましょうか」というフリから、掛け合いが中心とはいえ長めに設定インしていたため、
【「これは漫才じゃない」勢が提唱する漫才の定義】からは外れるとし、厳密には除外となりますが、
2位と3位のコンビも最終決戦でコントインしているため、
最終決戦だけでは優勝を決定できず。
したがって優勝を決めるとなると、ファーストラウンド全組の中でコント系漫才を除き最も得点の高いますだおかだということになります。
2003年:りあるキッズ(実際は5位)
途中、親と子供で寝かしつけを行うくだりがありましたが、数十秒程度の尺でした。
したがってこれはあくまでネタ中の寸劇であり、
【「これは漫才じゃない」勢が提唱する「漫才の定義」】からは外れないということにします。
優勝のフットボールアワーを含め、1位から4位まではコントインしているため、
【「これは漫才じゃない」勢が提唱する漫才の定義】からは外れるため除外となります。
2004年:ポイズンガールバンド(実際は6位)
ローテンポとはいえ互いのしゃべりが中心の漫才であり、
コントインしておらず、セリフ量が極端に少ないメンバーもいないため
【「これは漫才じゃない」勢が提唱する漫才の定義】からは外れないということになります。
1位のアンタッチャブルから5位の笑い飯までがコントインしているため、6位のポイズンガールバンドが最も優勝に近い、ということになります。
2005年:ブラックマヨネーズ(実際は1位)
互いの掛け合いが中心のしゃべくり漫才であり、
コントインしておらず、セリフ量が極端に少ないメンバーもいないため
【「これは漫才じゃない」勢が提唱する漫才の定義】からは外れないということになります。
2006年:チュートリアル(実際は1位)
徳井さんのキャラクターを押し出した漫才ではありますが、
コントインしておらず、福田さんのセリフ量が極端に少ないというわけでもないため、
【「これは漫才じゃない」勢が提唱する漫才の定義】からは外れないということになります。
2007年:笑い飯(実際は5位)
コントインしておらずセリフ量も極端に少ないものではないため、
【「これは漫才じゃない」勢が提唱する漫才の定義】からは外れないということになります。
1位のサンドウィッチマンから4位のハリセンボンまではいずれもコントインしているため除外。
2008年:オードリー(2位)
ファーストラウンドのネタは特にコントインしておらず、
今回「これは漫才じゃない」勢が提唱する「漫才の定義」からは外れないということになります。
最終決戦のネタはコントインしていたため除外となりますが、
対抗となるNONSTYLEは同じくコントイン、ナイツは掛け合いがほぼ無いという点から、
いずれも【「これは漫才じゃない」勢が提唱する漫才の定義】からは外れるということになります。
したがって優勝を決めるとなると、ファーストラウンドで「漫才」をしていたコンビの中で最も得点の高かったオードリーということになります。
2009年:該当者なし
出場者全組が、「コントに入っている」もしくは「掛け合いが一方的」に該当しているため。
2010年:パンクブーブー(実際は3位)
コントインせずに進行するため、
【「これは漫才じゃない」勢が提唱する漫才の定義】からは外れないということになります。
1位の笑い飯と2位のスリムクラブは1本目と2本目のネタでいずれもコントインしていたため、
【「これは漫才じゃない」勢が提唱する漫才の定義】からは外れるということになります。
2015年:銀シャリ(実際は2位)
互いの掛け合いが中心のしゃべくり漫才であり、
コントインしておらず、セリフ量が極端に少ないメンバーもいないため
【「これは漫才じゃない」勢が提唱する漫才の定義】からは外れないということになります。
1位のトレンディエンジェルはネタ中にコント等の要素を抱えており、【「これは漫才じゃない」勢が提唱する漫才の定義】からは外れます。
2016年:さらば青春の光(実際は4位)
さらば青春の光はコントインしておらず、セリフ量も極端に少ないものでは無いため、
【「これは漫才じゃない」勢が提唱する漫才の定義】からは外れないということになります。
1位の銀シャリは歌をテーマにしており、メロディ以外のしゃべくりの尺はあるものの、
メロディに載せてネタを展開している場面は長く、メロディがあるからこそテンポや緩急が生まれ笑いが増幅している「歌ネタ」としての強みがあります。
コントインしていたもののその尺が短くエッセンス程度のものであった中川家やりあるキッズと比べると、歌ネタの尺がかなり長いため、
歌ネタと判断する人は少なくないでしょう。
実際DVDではテーマとして使用した曲の権利問題でネタ自体が見れないという、歌ネタ故の弊害も生じています。
銀シャリは最終決戦でしゃべくり漫才を披露しているものの、
ファーストラウンドで披露したネタは歌ネタとしての要素を多分に内包しており、
【「これは漫才じゃない」勢が提唱する漫才の定義】とぶつかります。
つまりファーストラウンドの時点で「これは漫才じゃない」勢にとって「最終決戦」の候補には
銀シャリは残れていなかったと考え、除外となります。
2位の和牛と3位のスーパーマラドーナがコント等の要素に該当するため、
【「これは漫才じゃない」勢が提唱する漫才の定義】に最もすっきり当てはまるのは、
さらば青春の光ということになります。
2017年:ミキ(実際は3位)
コントインせず、セリフ量も極端に少ないものでは無いため、
【「これは漫才じゃない」勢が提唱する漫才の定義】からは外れないということになります。
1位のとろサーモンと2位の和牛はコントインしているため、【「これは漫才じゃない」勢が提唱する漫才の定義】から外れることになります。
2018年:ジャルジャル(実際は3位)
1位の霜降り明星、2位の和牛、3位のジャルジャルは最終決戦ではいずれもコントインしたネタを披露しています。
ファーストラウンドでは、霜降り明星と和牛は引き続きコントインしているのに対し、
ジャルジャルはコントインせず、セリフ量も極端に少ないものでは無いため、
【「これは漫才じゃない」勢が提唱する漫才の定義】からは外れないということになります。
ただしファーストラウンドに関しては、ジャルジャルはネタの盛り上がりの部分でメロディを用いる部分があり、
ここも歌ネタではないか?と議論が起こりやすい点でしょうか。
そのため最終手段、SNSや検索エンジンを利用して「ジャルジャルのこのネタが歌ネタであるかどうか、視聴者はどう思っているのか」を徹底検索。
これを歌ネタと認識している視聴者はほぼ存在しなかったこと、
メロディをテーマとした漫才ではなくあくまでエッセンス程度であった点から、
ジャルジャルのファーストラウンドのネタは歌ネタではなく、【「これは漫才じゃない」勢が提唱する漫才の定義】に外れない、ということになります。
2019年:ミルクボーイ(実際は1位)
コントインせず、セリフ量も極端に少ないものでは無いため、
【「これは漫才じゃない」勢が提唱する漫才の定義】からは外れないということになります。
2020年:ニューヨーク、オズワルド(実際は5位)
1位のマヂカルラブリーと2位のおいでやすこがはコントや歌ネタの要素を含んでいます。
3位の見取り図、4位の錦鯉はファーストラウンドのネタにてコントインしています。
5位・6位のニューヨークとオズワルドは同得点。
いずれもコントインせず、セリフ量も極端に少ないものでは無いため、
【「これは漫才じゃない」勢が提唱する「漫才の定義」】からは外れないということになります。
さて見取り図は最終決戦ではしゃべくり漫才を披露していますが、
先ほども触れた通りファーストラウンドで披露したネタはコントインしており【「これは漫才じゃない」勢が提唱する「漫才の定義」】からは外れています。
つまりその時点で銀シャリ同様、「これは漫才じゃない」勢にとって「最終決戦」の候補には
見取り図は残れていなかったと考え、除外となります。
というわけで【「これは漫才じゃない」勢が提唱する漫才の定義】による優勝者一覧はこちら。
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